今回は看護学生を含め、100人ほどの参加でした。

内容は前半に俵積田先生による講演「被災者に寄り添う看護の体験~阪神淡路大震災の避難所体験を通して~」でした。
実際の避難生活はどのようなものだったのか、当時の看護職の視点からリアルなお話をしていただきました。
高齢者へのケアや、トイレの整備など避難所におけるさまざまな課題をどう改善していくか、とても考えさせられる内容でした。
被災者のつらく不安な思いに寄り添うことの重要さを改めて感じることができました。


後半には日本赤十字社家庭看護法指導者の方の御指導のもと、避難所で実践できる足浴や清拭、床からの起き上がり、リラクゼーションの演習を行いました。
前半に俵積田先生の貴重な講演があったことで、受講者が高い意識をもって演習に取り組めたと思います。
一般の参加者と看護学生が一緒のグループを組み、楽しく交流しながら学ぶことができました。
物品が不足している状況の中、どれだけ工夫して被災者の方に“癒し”を与えることができるか、また、その中で心のケアを行うことが大切だと知ることができました。
ただ足浴やマッサージをするだけではなく、被災者の方と実際にふれあってお話を聞くなどして、コミュニケーションをはかることが避難所でのケアにおいて最も求められることだと思いました。


今回の防災セミナーでは、被災者に寄り添って精神的な支えになるようなケアをするために重要な知識や技術を知ることができ、とても勉強になりました。